避妊・去勢手術について
動物にとってやさしく・安全な手術を行い動物自身にも負担が少ない手術になるような痛みのケアも十分に行っております。
避妊・去勢手術を行うことで、さまざまな病気を予防することができ、飼い主様のストレスも軽減できます。
避妊・去勢手術を行うメリットとデメリット
避妊手術の場合(女の子の場合)
メリット | デメリット | |
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犬 |
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猫 |
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去勢手術の場合(男の子の場合)
メリット | デメリット | |
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犬 |
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猫 |
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負担が少ない避妊・去勢手術法「シーリングシステム」を
導入しています
近年、手術時に血管等を結紮する為に使用した縫合糸が体内で過剰反応を起こす「縫合糸反応性肉芽腫』という合併症が報告されています。
当院では糸を使用せず血管を止め切断できる止血用電気メスを導入しています。当システムは血管を素早く止血、切断することができるため手術時間を短縮することができます。
品種や手術内容に合わせて使用しています。
手術の流れ
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Flow01
予約
全身麻酔は、事前の予約が必要です。
まずご来院いただくか、お電話にてご予約を入れてください。初診の方は事前の診察が必要です。 -
Flow02
前日
手術前日は21時までに夕食を済ませ、以降は絶食して下さい。水は与えて構いません。
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Flow03
当日朝
起きた時から絶食絶水にしてください。慣れない場所ではうんち、おしっこを我慢してしまうこともあるので、ご来院前に排泄を済ませておくのがお勧めです。
ご来院前に順番予約を取っておくとスムーズです。 -
Flow04
来院
健康状態に関してお伺いします。
特に大きな問題がなければお預かりし、手術のための準備をして行きます。
飼主様は一旦お帰りになっていただきます。 -
Flow05
手術
休診時間に手術を行なっております。
所要時間は手術の内容にもよりますが、大体30分から一時間ほどです。 -
Flow06
お迎え
麻酔薬の効果でしばらくの間ぼんやりします。お預かり時におおよその目安となるお迎え時間をお伝えします。
傷の保護のためチューブ包帯で作る洋服やエリザベスカラーをご用意していますが、飼主様がカラーや洋服を用意する場合はお迎え時にお持ちください。 -
Flow07
帰宅後
まずは頑張ったペットをねぎらってあげてください。
当日は麻酔の影響で飲み込みに影響が出ることがありますので、お迎え時にお伝えした時間までは、飲み物や食事を控えてください。 -
Flow08
翌日以降
病院から処方されたお薬を忘れず飲ませてください。
元気があれば、激しい運動やシャンプー以外はいつも通り過ごして構いません。
傷口を舐めてしまったり、何か異常に気づいたらすぐに病院に連絡してください。 -
Flow09
抜糸
手術後1週間~10日を目安にご来院ください。
傷口に問題がなければ皮膚を縫合している糸を抜糸します。
抜糸3日後からシャンプーしても大丈夫です
同時に行うと麻酔の負担が少なくなる「乳歯遺残」手術
生後6ヶ月以降も乳歯が生えている状態を乳歯遺残と言います。
乳歯が残っていると永久歯が正常な向きに生えてこなかったり、永久歯と乳歯が並んで生えてしまうことで歯が汚れ歯周病になりやすくなります。
残ってしまった乳歯は、通常麻酔をかけて抜く必要があるため、当院では避妊・去勢手術の際に合わせて行うことをお勧めしています。
費用(税込み)
費用には、「手術」「麻酔」「飲み薬」「血液検査」が含まれております。
体重により費用が異なります。詳細につきましては、お問い合わせをお願いいたします。
犬去勢(オス) | 37,500円 ※体重15kg以上で割増料金がかかります |
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犬避妊(メス) | 52,500円 ※体重15kg以上で割増料金がかかります |
猫(オス)去勢 | 23,000円 |
猫(メス)避妊 | 30,200円 |